ちゃっす、佐々木デス。別に敵対している訳ではないけれど、なんとなく機材を買い揃えてみると特定のメーカーに偏ってしまったりするよね。

俺の場合はどうしてもちょっとRolandの機材に偏りまくっていた次期があるんだけど、別に特に理由はないよ!当時はまだRolandのJunoシリーズのシンセなんかがとても安く売っていた(3万円台)ので、若い頃によくわからんかんじでJuno60を買ったり、その後友人経由でJuno106を手に入れたりと、なんだかよくわからんけれども「シンセはRoland」な感じになってました。

さて、なんとなくRoland派っぽいわたくし。しかし最近リリースされているKORGの製品を見てるとついつい欲しくなってしまう物が・・・。

KORGはアナログシンセを低価格で・・・

最近発売されているKORG製品は、低価格でもアナログ。VOLCAとかもリズムマシンはアナログだったりする。これは凄いこと。

そもそも2000年代に発売されたアナログシンセなりアナログリズムマシンっていうのは国産機はほとんどというか全く無かったように思う。近頃はAKAIもアナログリズムマシンを販売していたけど。

KORGは最近「MINILOGUE」と「MONOLOGUE」というシンセサイザーを発売したんだけど、この2つの機種はなんと完全にアナログシンセなのだ。

しかもそのお値段MINILOGUEが50,000円でMONOLOGUEが30,000円程度と、むっちゃリーズナブルな価格。

ちょっとお小遣いで買おうかな?って思わせてくれます。

ちなみにMINILOGUEは楽器屋で入ってるプリセットほぼ全部触り倒して来たけど個人的には凄い好みだった。MOOGとかシーケンシャルみたいなぶっとさは求めてはいけないけれど、国産機なりの線の細さというか、ぶりぶりベースを鳴らしたい、という人ではなくてアンビエントとかしたい、という人にはすごく良いシンセだと思う。ちなみに国内では微妙な評価だけど海外では人気っぽい。

対してROLANDはというと「モデリング」だ

さて、JUNOシリーズを使い倒してきた私としては是非ともROLANDにもアナログ機を出して欲しいところ。しかしROLANDは近頃過去の名機を「アナログモデリングのデジタル機材として」リリースしている。

ROLAND BOUTIQUEというシリーズで、TR909とかJUNO106とか、JUPITER8とか、そういうのを小さいモジュール音源として発売している。

ROLANDが作ったということでかなり実機に似ている、という評判も耳にするけど、今の時代「デジタルのハード機買うくらいならプラグインでええんじゃないの?」という気がしているからかなり微妙。

確かにアナログ機の問題は経年劣化だったりするわけですよ。とくにJUNO0106なんてほぼ確実にフィルターなりオシレーターのチップがぶっ壊れたりするからデジタルモデリングでいいような気もする。

ぶっちゃけ音の違いとかもそんなに解らないしね。まあ、ビンテージは劣化してて不安定だからいかにもアナログ!といった音がするけど、きちんとリペアされていたり新品状態だとアナログシンセといえどハイファイなサウンドなわけで。

そもそもアナログに求めるものは「電圧の変化などで全く同じ音が鳴らない」ということじゃないだろうか?その点デジタルはいくら揺れを再現したとしても限界が有るよね。

なぜアナログ機が良いのか

前述のとおりだけどアナログ機は音が揺れる。揺れていない様に聞こえていても、揺れる。そもそも電圧は常にパーフェクトに供給される訳ではないからね。

なので似たようなシーケンスが繰り返されている時なんか、プラグインだとうっすらとLFO掛けたりしてごまかすんだけど、やっぱりアナログ機はそういうちょっとした不安定さを感じるわけで。

ちなみにデジタル機材は中古市場で年々値下がりを続ける。反面アナログ機材は気づいたら市場で高騰したりもしてる事があるから、買う場合はアナログの方が資産運用として利点が大きいよ。

それにやっぱり「モデリング」なんてことになってしまうと「プラグインで十分じゃん」とか思ってしまう。モデリング機に関しては「専用ツマミと鍵盤の付いているプラグイン再生装置」くらいにしか思えないんだよな・・・。

最後に

そんなこんなでROLAND派だと思ってた自分もKORG派になっちゃいそうな今日このごろ。アナログ機が始めて、という方はKORG製品は安くて導入しやすいと思うから試してみては?